浜田「さあ、松本さん」
松本「はいはい」
浜田「『歌手の殿堂 ザ・レジェンド』今夜はスペシャルでございます」
松本「そうなんですよね」
浜田「では早速ゲストの方に登場していただきましょう!」
松本「おーっ」
浜田「どうぞ!」

一世風靡セピア登場

浜田「すごいよー!すごいすごい!はい、どうぞよろしくお願いします。」
セピア「よろしくお願いします」
浜田「一世風靡セピアのみなさんでございます!」
松本「でね、いまいち納得してない人もいると思うんですよ。なぜここに勝俣がいるのか?」
浜田「かっちゃんはセピアじゃないでしょ?」
勝俣「僕は違います、劇男の方です。劇男一世風靡です」
浜田「なるほどなるほど。じゃあなんで?」
勝俣「なぜ呼ばれたか僕も分かんないです」
浜田「全員が黒っぽいのに一人だけ目立ってますよ」
勝俣「衣装が先輩と同じ色だとまずいじゃないですか。」
松本「あ、そう?」
勝俣「聞きに行ったら全員が黒だったので白しかなかったんです」
松本「最後撃たれて死ぬみたいな」
浜田「1989年7月の解散コンサート以来、こういう場で集まるのは初めてだって」
松本「そうなんだ」
浜田「今夜は15年ぶりの再集結でございます。まずは哀川翔さんでございます。お隣柳葉敏郎さん、小木茂光さん、武野功雄さん、さあ上の段、松村冬風さん、春海四方さん、西村華景さん、そして最後は勝俣州和さん」
勝俣「よろしくお願いします!」
浜田「解散してから集まらなかったっていうのは理由があるんですか?」
ショウ「いや、特別集まる理由が無かった、ただそんだけでね」
浜田「別に個人的には会ってたりはするんですか?」
ショウ「ゆうべもね」
ジョニー「うん、ちょっとね」
ショウ「ちょっと飲んでて」
浜田「えっ?今からドツキ合いが始まるんですか?」
松本「そうなんですよ。何か微妙な空気がなんか・・・」
浜田「今日チャカは無いですよね?」
松本「あったらホンマ出しといて下さいね」
浜田「じゃあ、一世風靡セピアの懐かしいVTRがありますんでちょっと観てみましょうよ」

ナレーション:
80年代前半、世はまさに空前のアイドルブーム。誰もがテレビの中のアイドルに釘付けになっていたこの時代。メディアという枠にとらわれない斬新で一風変わったパフォーマンス集団が渋谷の路上で産声をあげていた。それが一世風靡である。1980年、平賀雅臣団長のもとに誕生したパフォーマンス集団"一世風靡"。軟派という言葉が街にあふれだしていた時代にあって、硬派・男気といった合言葉を胸に集まった同志50名余り。メンバーには後の芸能界で活躍する風見しんご野々村真中野英雄など、そうそうたるメンバーも名を連ねていた。